ぽめらーにんぐ

ポメラニアン飼いのブログ。”ぽめら”にすとの”らーにんぐ”ブログ。日々の気づきや学んだこと、日々の徒然ごとを綴ります。飼い犬・妊娠・子育て・UnrealEngine等々

勉強との向き合い方(思考法)思い込みやらないからの脱出

自分のメンタルの驕りを発見して凹んだ話。

勉強との向き合い方。というか、思考法について語るよ。

Twitterでダラダラ書いていたあれワンね

(ダラダラ・・・)
自分は食わず嫌い、というか。
鼻から「無理っしょ」と決めつけてやらないことが往々にしてあって。
馬が合わない人がやってること見て我が身を振り返ったとかそんな話です

ぽめらにすとは現在ゲーム業界にいるから、ゲーム理論に対してだけど。
内容的には普遍的な勉強についての姿勢・精神について語ってるワン

目次

 

驕りメンタル+馬鹿の壁+甘ったれ精神

「勉強は学生まで」と本気で思っていたのが入社して3年間。

その後、色々あってうまくいかなくて病んで休職して復帰して。

仕事のできる後輩を見た時、
彼は「できなかったことを仕事時間で、勉強して、習得して、できるようになっていた」
目から鱗だった。

仕事内容としてはExcelVBAやデータテーブル作成、luaスクリプトUE4等。

それからは「できないことは勉強しよう」と思えた。
でもそれは「技術的な面」に関してしか思えてなかった。

 

ゲームデザインの理論」については

ゲーム理論は確立してなさそうだし、ゲームやって肌で覚えるしかないでしょ」
とはんなり思っちゃってて、ろくに書籍や記事を読んでなくて

「教えてくれない奴が悪い」
みたいに思ってる感覚が最近まで払拭できてなかったことに気づいた。

そのことにショックを受けた。

 

気づけたのは反面教師の人から

あまりいい印象を持っていなかった人(自分が嫌われてるから)が結構な情報魔で、
良く見つけてくるな~というぐらい記事や動画を拾ってきてはメンバーに紹介していた。
掲示板の隅々まで見てるのでは、というぐらい情報把握能力が高い。
これは僕が持っていない能力。

 

そんな人がディレクターになり、
仕様書の書き方やゲームデザインに関しての記事を紹介し始めた時、
やっと自分がゲーム理論に関して「難しいし面倒くさいから」とろくに読みもせずに、
受け身かつやっていなかったかを実感した。

 

信じていたプロデューサーさんがゲーム理論記事を紹介してても
「できる人はこういうところで勉強してるんだ。ふーん( ´_ゝ`)フーン」で終わって、
紹介された記事読んで終わっただろう(今までそうだった)

でも、自分とは全然違うタイプの人が、強くなった方法を垣間見て思い知らされたというか。
鈍器で殴られたような衝撃。

 

今の時代。個人でもゲームを作りやすくなり、個人製作者が多くなり、情報発信をしやすくなった今。
小難しい書籍でもなく、noteなどでもゲーム理論について書いてくれている読みやすい記事なども多くなっていることにも衝撃を受けた。
情報をアップデートするのを怠っていた。

 

勉強の仕方の費用対効果

そもそも自分は「見て盗む」系が得意じゃない。
授業みたいに「教わって学ぶ」ばかりをしてきたタイプだから講座参加型の方が学習効率が良い。
なので自分には「肌で覚える」は20%くらいしか通用しない。
(20%はこういうゲームシステムあるんだ、という知見が得られるので無駄じゃない)


けど講座参加型は時間と労力が滅茶苦茶かかるし、自分にぴったりの講座がいつもあるわけでもない。
なので、次に良いのは「動画OR書籍見ながら手を動かす」系。
フィードバックや他受講者の例を見られないけれど、手を動かして考える分、吸収率は高い。

 

「読むだけ」系が一番身に付かない感じがする。
「ふーん」( ´_ゝ`)フーンとはなるが、いざ再現しようとするとほぼできない。
そういう知識があるのか、と頭の片隅にストックされればいい方である。

 

費用対効果
講座参加型:100
動画OR書籍見ながら手を動かす:50
読むだけ:20
くらいか


ただ、ゲーム理論とかは「手を動かす」が困難というか、もう実装というか実戦だよねになってしまう。
10年ぐらい現場にいて、理論とか考えず、ほぼ白痴状態でぼんやりと「どうしてるんだろう」とできていくものを眺めていたわけだが。

 

0じゃないなら20でもいいから知識を吸収すべき

ここでディレクターの記事からのゲームデザインの知識の情報収集の話に戻る。
ゲームデザインに関して、講座や手を動かす系の教材が手に入らないなら、記事でもなんでも読むべきだったのである。

「与えられないから~」と火をおこす努力をしなければ、一生猿のままである。
しかも、火をおこす講座はなくても、火のおこしかた(ゲーム理論)に関しての記事はGoogle先生に聞けば出てくるのである。
怠慢である。

 

少なくとも自分は義務教育から数えて16年は授業を受けて「学ぶこと」を学んで来た。
識字能力があるのに、必要な情報を探して読むこともしなかったことに愕然とした。
「メンタル的に逃げていた」というのも大きいかもしれない。

 

根性論なんて言っても仕様がないが、やはりメンタルセットはある程度必要

困難にぶつかる度に「この業界向いてないから」と言い訳したり
「本当は美大行きたかったから」と現実逃避をしていたから
知らずに「逃げ癖」はついていたかもしれない。
現場を直視していなかったのも最近感じる。

 

改めてプロジェクトの定例でグラフィッカーの報告など聞いていると
自分の考えるグラフィッカーの世界はそんなゆるふわじゃなく、
やはりツールの理解や技術検証を地道に重ねていく地味なものも多い。
「花形でキラキラしたものはサクッと作れそう」というのは幻想である。

 

「教えてくれないから」「与えてくれないから」「誰かがお膳立てしてくれないから」
という甘ったれた思考がどこかに残っていたんだろう。
成果を上げなければ、魅力的な仕事など回ってこない。
信頼もされなければ、重要な仕事も任されない。
より退屈で小学生でもできる仕事が来るだけだ。
そして、年を取ると育ててももらえず、社内放置状態になるわけだ、現状のように。

 

で、結局のところどうするのか

困難に直面し
困難を把握し、構造を理解し
知らない知識を探して
学ぶ
このPDCAサイクルを回すしかない、そしてこれを高速で多く回転させることがクオリティや成功を高めるんだよな、と改めて思った。

不仲なディレクターもこれをすごい回す人だ(そして人に回させる精神が強い。嫌な顔されるかと思うと今の自分には真似できない…)

 

とにかく「費用対効果が薄いから」や「調べる前から舐めて記事探さない」んじゃなくて、
読んで学ぶが20%ぐらいの効果だとしても塵積もなので、
面倒くさいけど読んで知見溜めてこうって話でした。

 

ゲームデザインに関する良記事の紹介

ちなみに紹介されて読んだのは↓の難易度調整のコツについて

note.com


「こんなに読みやすくゲーム理論やゲームバランスについて書いてある…」
目から鱗っていうか、涙( ;∀;)な良記事はだらねこさんのnoteでした。

note.com
ぽつぽつ時間見つけては読みます。
記事を書いてくれてありがとう…発見した貴重な知見を共有してくれてありがとう…

未だに「この業界いてもやれることなんてなくないか…」と人生迷子の自分ですが、他にやりたいことできることもないので、しばらくまだ足掻く予定です。

(足掻いてるうちに人生終わらないといいが…)

 

長いワン!やっと終わりワンか。やれやれンワ

え、ごめ…
衝撃だったから言語化しておきたくて

やり方に気づいたはいいけど、「やりたい」「やれるか」は別物ワンね
人間は自分の心に嘘いたりすると、なかなかできない生き物ワンから
そもそもやりたいことは言われなくてもやってるものンワ

(耳に痛い…)
それはあるね。なるべく自分の心に嘘をつかず
「やりたい(やってもいい)」「できる(できるように努力できる)」方向に
仕事の舵を切れると最高なんだけど

それも含めて誰かが導いてくれるわけじゃないから、
自分で自分の世話するンワ
自分の世話もできないのにポメラニアン飼うなワン!

はい…。すみません……。精進します…